居眠りの原因と対策

 居眠り運転で大事故を起こす悲惨な事件がしばしば発生している。居眠りの主な原因は睡眠時の”いびき”であることが明らかになっている。いわゆる、睡眠時無呼吸症による慢性的な睡眠不足が原因である。


 睡眠時の呼吸方法は通常、鼻から吸って鼻から吐く。往復のいびきは境界において呼吸停止、すなわち”なぎ”の状態を頻繁に発生させるのが睡眠時無呼吸症である。


  対策として、鼻から吸って口から吐く、片道の呼吸にすれば”なぎ”は発生しないことが実験によりわかっている。しかし、ノンREM睡眠中(大脳の働きが停止の状態)はそれが難しいので、呼吸方法のトレーニングが必要である。